2005年 12月 03日
続トロトロの瀞 |
瀞を釣る場合に注意する事は、「必要以上に水中糸を張らない、おとり操作はしない、上流に上らせる」の3点に尽きます。何度も言っている通り、零おばせをしたらおとりが逆立ちしますし、おとり操作はすぐおとりが弱ります。止めの釣りなどは、単に鮎を浮かしているだけです。おとりも鰓呼吸している以上、上流にゆっくり上る位の状態じゃなければ、新鮮な酸素を供給出来ません。
では、どのようにしてコントロールするかと言いますと、おばせの多い少ないとおばせを右につくるか左につくるかで方向を決めます。具体的に説明します。
まず、方向を決めたら、おとりを手で沈め目的の方向へしっかり向け放します。ほとんどのおとりはその方向へ向かって泳ぎはじめます。もし、変な方向へ行ったり流されたりする時は、おとりが弱っている、水中糸が太くて流水に負ける、掛かり場所が悪い(たとえば目がかり)と言うことが考えられます。その時はそれぞれの対処をします。しかし、中には、放した位置でじっとしてなかなか上らないものもいます。その時はおとりの弱り加減と水中糸にかかる流水抵抗のバランスが取れている時です。その時は、どんどんおばせを出してやります。目印をしずめてもかまいません。どんどん糸を送っていくと、あるところからじょじょにおとりがのぼりはじめます。つぎに加速が付いて来た所で水中糸を水中から徐々に出して、おばせている糸を少なくしていくとおとりが上るスピードが遅くなってきます。瀞で上流へ上るスピードコントロールはこんなやり方で行ないます。なぜおばせの糸を出してやると上るかを説明します。常識ではおばせの糸を出してやると流水抵抗が大きくなり上れないと考えがちですが、実際にやってみると逆の結果が出ます。これは、おとりの鼻が引っ張られる方向に関係しています。先に、零おばせはおとりが逆立ちすると書きましたが、おばせが無いと鼻は上(水面方向)に引っ張られます。そこでおとりは底の方に向かいますので、逆立ちしてしまいます。しかし、おばせを出してやると、鼻を後方向に引っ張る力になりますので、前に進みます。ちょうどおとりが水中糸を引きずりながら上っていくイメージを持ってください。
では、どのようにしてコントロールするかと言いますと、おばせの多い少ないとおばせを右につくるか左につくるかで方向を決めます。具体的に説明します。
まず、方向を決めたら、おとりを手で沈め目的の方向へしっかり向け放します。ほとんどのおとりはその方向へ向かって泳ぎはじめます。もし、変な方向へ行ったり流されたりする時は、おとりが弱っている、水中糸が太くて流水に負ける、掛かり場所が悪い(たとえば目がかり)と言うことが考えられます。その時はそれぞれの対処をします。しかし、中には、放した位置でじっとしてなかなか上らないものもいます。その時はおとりの弱り加減と水中糸にかかる流水抵抗のバランスが取れている時です。その時は、どんどんおばせを出してやります。目印をしずめてもかまいません。どんどん糸を送っていくと、あるところからじょじょにおとりがのぼりはじめます。つぎに加速が付いて来た所で水中糸を水中から徐々に出して、おばせている糸を少なくしていくとおとりが上るスピードが遅くなってきます。瀞で上流へ上るスピードコントロールはこんなやり方で行ないます。なぜおばせの糸を出してやると上るかを説明します。常識ではおばせの糸を出してやると流水抵抗が大きくなり上れないと考えがちですが、実際にやってみると逆の結果が出ます。これは、おとりの鼻が引っ張られる方向に関係しています。先に、零おばせはおとりが逆立ちすると書きましたが、おばせが無いと鼻は上(水面方向)に引っ張られます。そこでおとりは底の方に向かいますので、逆立ちしてしまいます。しかし、おばせを出してやると、鼻を後方向に引っ張る力になりますので、前に進みます。ちょうどおとりが水中糸を引きずりながら上っていくイメージを持ってください。
by sakuramaru-111
| 2005-12-03 17:17
| 鮎
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