2006年 03月 06日
日本の教育の行き着く先は・・・。 |
先日、今度退職なさる某県の教育長さんと懇談する機会がありました。漁師も質問する時間を頂き、登下校と学校内での安全確保について質問させていただきました。今般の状況は、都会であろうと田舎であろうと児童の生命が脅かされている事に差異が認められず、同じように危険な状況にあります。しかし、大阪府や東京都の一部の区では小中学校に警備員が配置され、安全確保がなされているということで、大げさな話をすれば憲法で保障されている法の元の平等にも抵触する問題でもあります。また、PTAの立場からすれば、児童同様教師も守るべき対象にあると考えていますが、学校に不審者が来訪した場合は教頭が対応するというマニュアルまで作られている模様です。その事を、やんわりとしかも聞き方によっては厳しい質問をしましたが、予算がないということで、逃げられてしまいました。
その後日、現場の先生方の生の声を聞く機会がありました。安全面だけでなく、「ゆとり教育の反動が教師生命にも及んでいる。文科省や県教委の方針がころころ変わり、ついていけない。ついていけない態度を見られて、やめろといわれる。」等、厳しい内容の話でした。
官僚による教育方針が、現場に押し付けられている実態がよくわかりました。前文科大臣のNもその場その場の思いつき発言で、そのたびに教育現場が揺れ動き、大変な思いを現場教師に強いてしまいましたが、今度の大臣も相当ひどい方のようです。金を取った荒川選手の前で「ロシアの選手がこけたとき、やったと思った。」とうれしそうに話している様子がNHKで全国に放送されていました。人の失敗を喜ぶ教育を全国放送されたようなものでしょう。しかも、文科大臣みずからが・・・。フィギュアスケート、特に女子フィギュアは、バレエや体操等の芸術文化の要素を多分に盛り込んだ採点競技で、記録を追い求める競技とは一線を画しているスポーツだと思います。各国は、自国の文化水準の高さを表現する為に選手を送り込んできます。ですからロシアやアメリカは、かなりの予算と長期計画を立てて選手育成をしています。もちろん、日本のフィギュアスケート界も真剣に選手育成した結果、今回の快挙につながったわけです。ニュースで見る限りでも、選手のご両親は全私財をかけて子供である選手を育て、足りない時はカンパまでつのって遠征費用を捻出し、外国からコーチを招き、外国へ留学させて何年も頑張ってきた結果だったとのことです。その努力が、思慮の足りない一言で冒涜されてしまいました。ほんとに困ったものです。日本の教育は、新文科大臣とともにどこへ行ってしまうのでしょうか。
今日の6時のニュースで、仙台の荒川選手を育てたリンクが取り壊されてしまうということで、次をになう子供たちが困っていると放送されていました。なんとかしろよ新米知事、ここでやらなければ2期めはないぞ。
その後日、現場の先生方の生の声を聞く機会がありました。安全面だけでなく、「ゆとり教育の反動が教師生命にも及んでいる。文科省や県教委の方針がころころ変わり、ついていけない。ついていけない態度を見られて、やめろといわれる。」等、厳しい内容の話でした。
官僚による教育方針が、現場に押し付けられている実態がよくわかりました。前文科大臣のNもその場その場の思いつき発言で、そのたびに教育現場が揺れ動き、大変な思いを現場教師に強いてしまいましたが、今度の大臣も相当ひどい方のようです。金を取った荒川選手の前で「ロシアの選手がこけたとき、やったと思った。」とうれしそうに話している様子がNHKで全国に放送されていました。人の失敗を喜ぶ教育を全国放送されたようなものでしょう。しかも、文科大臣みずからが・・・。フィギュアスケート、特に女子フィギュアは、バレエや体操等の芸術文化の要素を多分に盛り込んだ採点競技で、記録を追い求める競技とは一線を画しているスポーツだと思います。各国は、自国の文化水準の高さを表現する為に選手を送り込んできます。ですからロシアやアメリカは、かなりの予算と長期計画を立てて選手育成をしています。もちろん、日本のフィギュアスケート界も真剣に選手育成した結果、今回の快挙につながったわけです。ニュースで見る限りでも、選手のご両親は全私財をかけて子供である選手を育て、足りない時はカンパまでつのって遠征費用を捻出し、外国からコーチを招き、外国へ留学させて何年も頑張ってきた結果だったとのことです。その努力が、思慮の足りない一言で冒涜されてしまいました。ほんとに困ったものです。日本の教育は、新文科大臣とともにどこへ行ってしまうのでしょうか。
今日の6時のニュースで、仙台の荒川選手を育てたリンクが取り壊されてしまうということで、次をになう子供たちが困っていると放送されていました。なんとかしろよ新米知事、ここでやらなければ2期めはないぞ。
by sakuramaru-111
| 2006-03-06 21:15
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