漁師もワイフも、バリ島が大好きです。「将来、子供が独立したら永住したいね。」と、常々話したりもしています。ほとんど毎年、閑を見つけてはおとずれています。バリ島の何が好きかというと、島民の人間性が一番好きです。テロで、前ほど訪れる人はいなくなりました。でも、テロを起こしたり、犯罪を犯したりするのは、ジャワ島や他の島から来た人たちです。バリ島の大部分の島民は、ヒンズー教徒で、カッとしたり、感情的にののしったりということを恥に思う人たちで、穏やかに生きて、食べ物をみんなで分け合って食べて、人間性豊かな生活を楽しんでいる人たちなのです。しかし、子供の教育にはとても熱心で、小学校から制服が支給され、校門には拳銃を持ったガードマンが常に子供たちを守り、中学生?位になると何ヶ国語かを話せるような学力を身につけています。学校から帰ると、ほとんどの子供が家の手伝いをしています。散歩の途中でカメラを向けると、人懐こくポーズを取ってくれました。